トレーナー
MIRIZジムではゲスト様の身体状況(体重や身長、性別・年齢、活動量)から個々に合わせた食事指導を行っています。
その際に必要な糖質・脂質・たんぱく質の量などをお伝えしていますが、必要なたんぱく質の量が多く、中々食事のみでは不足してしまう方が多いためプロテインを飲むことをお伝えしています。
そしてその際に自分がゲスト様にお伝えしているのが
『基本は食事から摂取できるようにして、不足する分や運動後などにはプロテインを飲みましょう❗』
と必ずお伝えしています。
自分だけでなく、サプリメントなどの説明文でも「基本はバランスの取れた食事で~」などとまず食事を促していることをよく見かけるかと思います。
何故、摂取しやすいように考えられているサプリメントなどでもまず食事を促すのか❓️
単純に食事が大事だからです‼️
中でもダイエット中の方にはたんぱく質を食事から摂取することで、よりダイエット効果が高まるため、基本的には食事での摂取をオススメしています‼️
食事といえば栄養やエネルギーの補給と考える方も多いと思いますが食事でもエネルギーを消費しています❗
冒頭でも述べた様に、個々のゲスト様に合わせた食事指導する際にはそのゲスト様の1日の予測される消費エネルギーを計算して行っています。
1日の総エネルギー消費量は
・基礎代謝量(安静時エネルギー消費量)
・活動時代謝量(活動時エネルギー消費量)
に加え【食事誘発性熱産生】に分けられます‼️
食事誘発性熱産生とは、食事を摂取した際に体内で生じる熱の増加を指します。
食事を消化し、栄養を吸収する過程で代謝が活発化し、その結果として体温が上昇します。
特に、食物の熱量や栄養価によってこの現象が影響を受けることがあります。
皆さんも経験あるかもしれませんが辛いものを食べると身体が火照ったり、中には発汗したことはありませんか❓️
また、辛くないものでも食事後に体温が上がることなどの経験はありませんか❓️
その現象が【食事誘発性熱産生】なのです❗
この食事誘発性熱産生によるエネルギー消費量は1日の総エネルギー消費量の10%を担っています。
つまり1日2,000kcal消費してる方なら200kcalが10%にあたり、30分のジョギングと同じぐらいです。
中でもたんぱく質の食事誘発性熱産生が一番高いとされています。
脂質:0~3%
糖質:5~10%
たんぱく質:20~30%
たんぱく質はアミノ酸が結合したペプチドが層になる複雑な構造をしているため、他の栄養素よりも消化・吸収するために必要なエネルギーが上がる量が多くなるのです。
プロテインより食事でたんぱく質を摂取するのをオススメする理由は消化・吸収されやすいプロテインと比べて食事で摂取した方が食事誘発性熱産生が高まり、エネルギー消費量を増やすことができ、ダイエットの効率が高まることができるからです。
ただプロテインのメリットとして消化・吸収されやすいため、運動後はプロテインの方がオススメです☝️
また、たんぱく質の効果としてインスリンの分泌を促進するほか、食欲抑制ホルモンの分泌を高めてくれます。
この食欲抑制は「嗜好性の食欲」といわれるデザートや間食で食べたくなる甘いものを食べたいという欲求そのものを減らしてくれます。
三大欲求の1つである食欲を我慢する、甘いものなど我慢するのは強いストレスを生じさせますが、たんぱく質を摂取さることで本能である食欲を無理なく抑制してくれるため、ダイエットの成功に繋がり、リバウンドの防止にもなります。
※ちなみに朝食時に高たんぱく質を摂取するのが食欲を抑制してくれます。
たんぱく質を摂取するために食事量が増えてしまっては意味がないため、「たんぱく質の摂取割合」を増やすことが大事になります。
1日あたりの総エネルギー摂取量の20~35%、もしくら体重1kgあたり1、2~1、9gのたんぱく質の量がダイエット効果を高め、リバウンドを防ぐとされています。
・朝食でしっかりたんぱく質を摂取する
・できるだけ食事でたんぱく質を摂取する
・運動後はプロテイン
・総エネルギー摂取量の20~35%をたんぱく質で摂取
(もしくは体重1kgあたり1、2~1、9gのたんぱく質を摂取)
これらを意識して、ダイエットの成功、リバウンドの防止を心掛けましょう‼️
浜松パーソナルジムMIRIZでは、ボディメイク専門ジムとなっております。
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