こんにちは！

浜松パーソナルジムMIRIZ(ミライズ)のボディメイク・プランナー山村拓也です。

ユーチューブなどで「ダイエット」と検索するとちょいちょい断食ダイエットと言われるコンテンツが出てきます。

僕個人的にはあまりオススメ出来ません。

特に長期にわたる断食は最悪だと考えています。

理由として、

まず、断食を行うとエネルギーが体内に入ってきません。

体内にエネルギーが入ってこないということは、腸内細菌のエネルギーも無くなってしまうのです。。

人間の腸内には無数の細菌が存在しますが、それらがエネルギーがなく死んでしまうのです。

そして、その腸内細菌の死骸は便と混じり黒い便として出てきます。

この黒い便を見てデトックス効果があると言われてた方がいたのですが、それは大事な大事な腸内細菌の死骸ですよ😢

では、その腸内細菌が死んでしまうとどのような弊害があるのか？

私たちの身体に存在する腸内細菌は短鎖脂肪酸を作ってくれています。

ではでは、その短鎖脂肪酸が作られなくなると？？

酪酸、酢酸、プロピオン酸などが短鎖脂肪酸になるのですが、これらは体に必要なエネルギーなのです。

もちろんメインエネルギーはグリコーゲンではありますが。

そして、短鎖脂肪酸といわれるものはエネルギーだけでなく、体にとってちょー大事なGLP-1というホルモンを生成してくれているのです。

このGLP-1はインスリンの働きを促す役割があります。

なので、GLP-1が少ないと血糖値を下げることができなくなり、下手すると糖尿病の可能性も高くします。

でも、断食をすると体調が良くなるんですけど！！！！

と思われる方も多いかと。

それは単に一時的なケトーシス状態になっているからなのです。

ケトーシスとはケトン体エネルギーが満ち溢れている体の状態のことをいいます。

ケトーシス状態になれば確かにやる気が出たり頭がスッキリした状態にはなります。

ただ、これは糖質をしっかり抜けば全く同じことが出来るのです！笑

どうせ糖質をぬけばケトーシスな状態になれるのであれば断食ダイエットより良くないですか？

単に栄養失調な状態でダイエットをするのは利口とは言えません。

これがオススメできない理由となります。