最近は少しマイナーなサプリメントなどを紹介していたので、今回は皆さんが知っているサプリメントの効果を紹介します✨
ダイエット効果として知ってる方も多いかと思いますが、再確認やダイエットの匂い効果のメカニズムをお伝えできたらと思います☺️

今回紹介するサプリメントは『カフェイン』です‼️
カフェインはダイエットに効果があると一般的にいわれていますが、そのメカニズムなどは知らない方も多いのではないでしょうか❓️
カフェインが含まれているものといえばコーヒーや緑茶、チョコレートの原料であるカカオなど、身近にあるものばかりで普段からよく口にするものばかりです。
もちろんサプリメントもしての摂取も良いですが、サプリメントではなくとも摂取しやすいものです✨
なのでダイエットでサプリメントはあまり使いたくない方も比較的用意に摂取できるのではないでしょうか☺️

カフェインの効果
カフェインには主に4つの作用があります。
①眠気を抑える覚醒作用
②疲労感を減少・抑制する興奮作用
③体の血流を促す血管拡張作用
④老廃物の排出を促す利尿作用

カフェインが多く含まれるコーヒーには、眠気を抑える効果があるのはみなさんも経験や周知のことかと思います。
カフェインにはその他にも身体活動を活発にさせる効果や、エネルギー消費に必要な基礎代謝を上げる効果、神経を興奮させる効果や、血行を促進させる効果、老廃物の排出を促す利尿作用など、様々な効果があります。

カフェインのダイエット効果
カフェインにはダイエットに役立つ効果として脂肪燃焼効果があります。
脂肪燃焼を発揮させるためには、脂肪燃焼のメカニズムを知ることが大切です。
効果的にカフェインを摂取して、効率よく脂肪を燃焼させるために、カフェインの脂肪燃焼のメカニズムをお伝えします。

まず脂肪燃焼とは脂肪を遊離脂肪酸に分解して、エネルギーとして消費していくことです。
脂肪はそのままの形ではエネルギーとして燃焼させることができないため、脂肪を燃焼させるためには、脂肪を遊離脂肪酸という、エネルギーとして消費できる形に分解する必要があります。
脂肪を遊離脂肪酸に分解するためには、交感神経を優位にさせ、リパーゼという脂肪分解酵素を活性化させる必要があります。
活性化したリパーゼは、脂肪を遊離脂肪酸とグリセロールに分解します。
すると遊離脂肪酸は全身の筋肉に運ばれ、エネルギーとして消費されていきます。
これが脂肪燃焼のメカニズムです。

カフェインの脂肪燃焼への関与
自律神経には交感神経と副交感神経があり、ダイエットに関係があるのは、体重や脂肪の量をコントロールしている交感神経です。
交感神経は脂肪を分解していくなかで、脂肪分解酵素のリパーゼを活性化させる役割があります。
カフェインはこの交感神経を優位にする働きがあり、脂肪燃焼効果を促進させることができるのです。
カフェインを摂取することで、カフェインの中枢神経を覚醒・興奮させる作用が交感神経系を優位にし、アドレナリンやノルアドレナリンを分泌させます。
すると脂肪分解酵素のリパーゼが活性化され、脂肪を遊離脂肪酸に分解していくのです。

ちなみに肥満が気になるという人の多くは、交感神経の働きが弱いといわれています。
カフェインを摂取して交感神経を優位にできれば、肥満を改善しやすい体質を作ることができます。

カフェインを摂取した検証
実験内容は8人の被験者に
①白湯を飲んでから30分運動
②コーヒーを飲んでから30分運動
③コーヒーを飲んでから30分起立
という3パターンを実施させる検証です。
コーヒーを飲んでから運動した場合と、白湯を飲んでから運動した場合、どちらの方が消費エネルギー量が増加し、遊離脂肪酸濃度が高くなるのかを検証します。
結果は運動する前にコーヒーを飲んだ場合、白湯よりも消費エネルギーが多い結果となりました。
さらにコーヒーを飲んだ場合は、運動後90分が経っても消費エネルギーは高いまま維持されていました。
また血液中の遊離脂肪酸の濃度も、白湯を飲むよりコーヒーを飲んだ方が高いという結果がでました。
これによりコーヒーに含まれるカフェインが、脂肪燃焼を促していることがわかりました。

カフェインの摂取タイミング
カフェインの脂肪燃焼効果をより効果的にするために、運動を始める1時間前にコーヒーを飲むと運動中の脂肪燃焼効果が高まります。
また脳の興奮水準を高めることで長時間運動時の疲労を軽減、パフォーマンスアップにひと役買ってくれます。
そのため、運動時間の延長などからもダイエット効果を高めてくれます。

運動前だけでなく、朝のカフェイン摂取をすることもメリットがあります。
朝の一杯のコーヒーが体を目覚めさせ、新陳代謝を活発にする効果(特に午前中)が期待できます。

飲み過ぎ注意
カフェインに限らずサプリメントの過剰摂取はよくありません。
カフェインは特に飲み過ぎ注意の印象があるのではないでしょうか❓️
確かにカフェインの過剰摂取は目眩や吐き気、下痢、不安、震えなどの副作用が出ることもあります。
カフェインを含むコーヒーならマグカップ2〜3杯(文献によっては5杯まで)、緑茶なら2リットルが1日のカフェイン摂取量の目安です。必ず適量を守って、健康的に摂取してください。
また、サプリメントを服用する場合は用法用量を守って下さい。
普段からコーヒーを飲む習慣がある人はサプリメントを服用すると過剰摂取になりやすいためご注意下さい。