脂肪をつきにくくし、更に脂肪を減らしやすくするなんてダイエットサプリみたいな言い方だけど・・・そんな栄養素あるの❓️

あるんです❗

「ラクトフェリン」という栄養素はご存じでしょうか❓️

ラクトフェリンは、母乳、涙液、唾液、血液、粘液等の分泌液や好中球に分布する鉄結合性糖タン白質で、感染防御に必要な成分です。

ヒトの初乳に特に多く含まれ、乳児におけるウイルスや細菌などの感染を防ぐ重要な成分です。
ラクトフェリンの効果で検索すると・・・
◎免疫力を高める効果
◎腸内環境を整える効果
◎貧血を予防する効果
◎胃の健康を保つ効果
◎ドライアイを改善する効果
◎老化を防ぐ効果
◎骨粗しょう症を予防する効果
◎内臓脂肪を減少させる効果
◎ストレスをやわらげる効果
など様々な効果が出てきますが、ここではダイエットに効果的な役割を説明します❗

ラクトフェリンには、タイトルや冒頭で説明した通り、脂肪をつきにくくする効果があります。

体脂肪とは、体内で余ったグルコース（糖質）・遊離脂肪酸などの成分から合成されます。
本来エネルギーとして使用されるグルコースなどは、使用されず余った分は脂肪という形で筋肉や内臓に蓄積されます。
ラクトフェリンはこのグルコースなどから脂肪を合成するメカニズムを抑制する作用があります。
なのでラクトフェリンは脂肪をつきにくくしてくれる効果があるのです。

もう一つ！脂肪を落とすのを助けてくれる効果について‼
ラクトフェリンは脂肪の分解を促進する作用があります。
それは①cAMP濃度を上昇、②ペリリピンを減少させる効果があるからです。

①cAMPとはcyclicAMP(環状アデノシンーリン酸)のことでグリコーゲンのグルコースへの分解や脂肪分解に作用します。
血液中におけるcAMPの濃度が高いほど、内臓脂肪などの分解が活発になり、ラクトフェリンは血中のcAMP濃度を上昇させることで、脂肪分解を促進する作用があります。

②ペリリピンとは、脂肪の表面の保護成分で、ペリリピンが多いほど脂肪は頑丈になるため分解されにくくなるのです。
ラクトフェリンは、脂肪の表面にあるペリリピンの量を減らす作用があり、脂肪の保護が解除されるため、スムーズに脂肪を分解しやすくしてくれます。

そんな魔法のようなラクトフェリンですが、牛乳・チーズ・ヨーグルトや粉ミルクなどに含まれています。
しかし、残念ながらそれらから摂取することは困難です。
ラクトフェリンは熱に弱いため、牛乳・乳製品の多くは加熱殺菌処理がされており、製造過程でほとんどのラクトフェリンは破壊されているからです。

ラクトフェリンを効率的に摂取するにはサプリメントで摂取することをお勧めします。

ラクトフェリンは腸で吸収されることで効果が期待されるため「腸溶性(腸で溶ける)」のものをお勧めします。
また、ダイエットの研究から有効性も出ており、その際はラクトフェリンを250mg摂取しています。(300mgでも有効)
サプリメントでもラクトフェリン250mgもしくは300mg含有されているものをお勧めします。
摂取のタイミングは前述したように熱に弱いため、食後から数分～10分以内の胃酸が中和されたタイミングがベストです。

そんな夢のような栄養素ですが、飲むだけで痩せるわけではなく、「脂肪の合成を抑制し、脂肪の分解を促進する」あくまでサポートです。食事管理や運動を行ったうえで、ダイエットサポートとして活用して頂ければと思います☺️

さらにこれからの季節、風邪やインフルエンザが流行してきます。せっかく頑張ってきたダイエットも体調不良からやめてしまう人も少なくないでしょう😓免疫力を高めるためにラクトフェリンを活用するのもいいと思います✨効果が出てくるのに2～3ヶ月かかりますので日々の健康やダイエットのために、早めに始めるに越したことはないと思います❗