こんにちは！

浜松パーソナルジムMIRIZのボディメイクプランナー・山村拓也(やまむらたくや)です。

あるサイトで筋トレ初心者の方に対して、超回復は傷ついた筋肉を元あった大きさより一段階大きくすることだと説明しておりました。

これは非常に古くて間違っている情報です。

そもそも超回復とは、筋肉の中にあるグリコーゲン(糖質から得られるエネルギー源)が筋トレによって減り、それを食事によって回復させることなのです。

決して筋肉量が増えていくことを超回復とは言いません。

では、筋肉はどのように成長していくのか？

それはストレス応答になります。

筋肉に対して筋トレという手段で刺激を与えます。今までに経験もしたことのない刺激を前提とするのですが、それにより今のままではその環境に身体が対応できないと判断され筋肉を肥大しようとします。

筋トレをして傷ついた筋肉がどんどん成長していくのなら簡単に筋肉を増やすこができますよね笑笑

そのようなことはあり得なく、いくら筋トレをしてもこれまでに経験した刺激だと傷がつこうが全く成長しません。

具体的に、ストレス応答の流れを説明していきます。

まずは、筋肉に対して警告期がきます。

警告期とは、身体に対して、

「おい！こんな刺激が入ってきたぞ！」

と、知らせる期間です！

次に、抵抗期になります。

抵抗期は、その刺激に対して名前の通り抵抗しようとする期間ですね！

ここが筋肉が成長していく期間となるのです！

抵抗期が来なければ筋肉は成長しないというわけです。

そして、あまりよろしくない期間である疲弊期です。

これは、抵抗できる範疇を超してしまい刺激に対して身体が負けてしまうことなのです。

怪我や何かしらの痛みはこの疲弊期になります。

例えば、鉄棒をやると手の皮が硬くなり、やりすぎるとむけた経験はありませんか？

硬くなるのは抵抗期、やぶけてしまうのは疲弊期となるわけです！

このように筋肉に限らず身体が環境に適応しようとすること全て、ストレス応答の手順を踏み変わっていきます。

どこかのタイミングで筋肉だけ超回復という新しい成長の仕方のデマが日本で流れしまったようですね。。

一つずつ皆さまで正しい情報を拾っていきましょう！😊